銅栄山光明寺

ゆったりとした時間が流れる静かなお寺

銅栄山光明寺の鐘楼門は慶長13年(1609年)に建てられたと言われる歴史のある貴重な建造物です。
欄間部分には鶴仙・亀仙・鯉仙の三仙人の浮き彫りが見られます。
鶴・亀・鯉とも仙境にあり、参詣者の憧憬を具現化するものの一つとして設置されました。

光明寺に祀られている阿弥陀如来像は光明寺第四世祐善法師が、本願寺に申請し、承認されたという記述があります。
この阿弥陀様は、背中に『日輪光背』と『舟形光背』の二つを背負われておられ、非常に珍しい例です。 また、のどの部分には首輪のようにみえるしわがあります。これは『三道』と呼ばれ、仏さまが見・修・無学の三つの段階を経て、悟りに達したことを表しています。 どの阿弥陀如来像も「蓮座」の上におられますが、近世の像は蓮の花がもう少し開いているのに対し、この仏像の蓮座はつぼみが少し開きかけた状態です。 これらの特徴から、光明寺の阿弥陀如来像は中世末期・室町時代の作と推測されます。

池には見事な鯉が泳いでいます。
鯉は通常40cm前後ですが、光明寺の鯉は平均サイズよりも一回り大きく迫力があります。

広島県福山市新市町大字常208 Googleマップ