藤尾の滝

藤尾の滝は県道400号線沿いを流れる神谷川の支流、父尾川にあり、下流から一の滝、二の滝、三の滝からなっています。
特に、主爆となる二の滝は分岐爆で落差23mあり、最上部で2条に分かれ、水しぶきをあげて流れ落ちる姿は、勇壮で迫力があります。
父尾川流域は春の新緑、夏の清涼、秋の紅葉など四季折々に美しい景観が見られます。
また父尾地区は、平安時代中期より室町時代末期の頃まで藤尾銀山で栄え、往年は4,800件の家が斜面に建ち並んでいたと言われています。
銀山跡には坑道跡もあり、危険なため中に入ることはできませんが、外からは見ることもできます。
銀を運んだ道である野呂往還もトレッキングコースとして、父尾地区から蛇円山の頂上付近を経由して上安井大竹地区の大滝神社まで歩く方もいます。



一の滝は落差約12mの直爆で高さの割に立派な滝壺をもっています。
この一の滝と落差8m直爆の三の滝は、滝つぼが発達していることもあり、夏休みの時期には子供が滝壷に飛び込み遊んでいました。
今でも三の滝は滝壺まで楽に降りることができ、夏には気軽に涼を楽しむことができます。

二の滝の滝見道は、残念ながら岩盤に割れ目があり落石等の危険があるため、かなり前から立ち入りが制限されています。

アクセス道となる400号線は、道路が狭いうえに曲がりくねっていますので、対向車などに注意してください。
また、3つの滝はいずれも道路からも見ることが可能となっています。
車が大きい場合は駐車スペースがありませんが、少し歩いた藤尾ダムに駐車することもできます。

基本情報

所在地
〒729-3112 広島県福山市新市町藤尾
電話番号
営業時間
料金
アクセス
駐車場 なし
備考
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