亀寿山城

亀寿山城は芦田川北岸の標高139.4mの山に築かれている中世の山城で、南北800m 東西600mと広大な城域に郭や堀切など100を超える遺構があります。

JR新市駅を降り、バス通りの交差点に出るとすぐ左手にそびえる山が亀寿山城です。
登城口は、新市神社参道、安養寺、新市中央中学校、中須東老人集会所、など多数ありますが新市神社参道か安養寺からの登城が分かりやすくなります。

この城は、別所谷を挟んですぐ北にある櫻山城や、広谷観音がある尾根を通じて吉備津神社裏の鳶尾山城と繋がっており、吉備津神社北側にある木曽丸城を加え、これらの城一体で防備を行っていたと考えられます。

亀寿はもと亀地と言われていた山で、近世に入って亀寿と記すようになりました。

古山陽道と神谷川沿いに山陰に抜ける街道が交わる地点であり、中世まではこの地は備後東部の交通の要所なっていました。
南北朝の戦い「元弘の変」(1331)では、櫻山城の支城として南方を防ぐ任務を果たしたほか、備後宮内合戦1362年~1363年でも櫻山城と共に戦いの舞台となり、足利義直勢を撃退するなど、幾多の合戦で歴史に名を刻んでいます。
天文3年(1534)9月尼子勢の一翼を担って毛利方と対し、城を出て広谷方面で戦い(広谷合戦)落城したのを最後に廃城となりました。

山頂一帯に主郭が築かれた他、山全体に城域が広がり、規模の小さな郭や堀切が随所に設けられています。
遺構は北西は別所住宅団地の裏手まで伸び、北は新市中央中学校建設により不明瞭ですが、土師質土器の出土が櫻山城までつながっています。

基本情報

所在地
〒729-3103 広島県福山市新市町新市1284
電話番号
営業時間
料金
アクセス
駐車場
備考
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